法面緑化ご提案事例
条件の悪い土壌に対しての緑化(在来種の育成~樹林化)(長野県)
土壌
天候・周辺環境
ご相談内容
新幹線の線路を支える橋梁下部で、条件の悪い土壌でありますが出来るだけ確実な緑化と侵食防止を
図りたいです。
ご提案内容
北陸新幹線の橋梁下部における盛土の復旧工事で、現場は集中豪雨により崩壊した橋梁下部護岸であり、鋼製枠上部に山砂で盛土法面を成形していました。法面勾配は1割~1割2分程度、土壌硬度9.3㎜。盛土材が山砂であることから、土壌の養分の少なさ、保水性が低く乾燥しやすいこと、降雨等により侵食されやすいことが考えられました。
そこでロンタイは「ロンケットモスアナ」を提案。ワラに特殊肥料と土壌改良効果をプラスしたロンケットモスアナは、緑化に最適な環境を作り上げます。また装着しているネット・ワラにより施工直後から侵食防止効果と保水効果を発揮します。種子は洋芝と在来種子を装着しており、早期に洋芝で緑化した後、徐々に在来種を繁茂させることにより、樹林化を進めることができます。
「初期の洋芝の繁茂」
↓
「木本類が生育し始めた、樹林化の第一歩目である『低木やぶ』の状態※」
↓
「現在の木本類が旺盛に生育している状態」
これらの遷移が順調に進んでおり、経過も分かり易い好例となっています。ロンケットモスアナの効果により順調に樹林化が進んでいます。
※この状態の写真では木本類及び在来草本の葉が本格的に茂る前であり、法面表面を覆う様に生育 している外来草本類と木本類との構成比 が分かり易くなっています。
施工地域
長野県 長野県 北佐久郡 御代田町
使用製品
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