鹿による洋芝の摂食は幼芽のときが多く、葉先を摂食し植物の生育を阻害したり、根ごと引き抜いたりすることで、植物が枯死する原因となります。シカめっ面 ネットや厚層金網を使用することで、摂食防止と引き抜き防止が可能となり、植物の枯死を防ぎます。
通常の植生マット使用時の
食害・引き抜き
ロンタイオリジナルの不嗜好性配合であるシカめっ面配合の製品と 鹿の踏み荒らしを防止するシカめっ面 ネットや厚層金網の併用で、獣害対策効果を最大限に発揮します!
獣害対策PR資料不嗜好性植物
シカめっ面配合による緑化
踏圧・食害の防止
シカめっ面 ネットによる踏圧・食害の防止
厚層金網による踏圧・軽度な食害の防止
不嗜好性植物とは、鹿が好んで食べない植物のことを指します。
忌避効果を持つもの、独特の匂いを持つもの、棘や硬さがあるもの、そういった鹿が好んでは食べない植物を緑化種子として配合し、鹿による食害を防ぎます。尚、初期生育の遅い不嗜好性植物を補うため、早期法面保護の目的で生育の早いイネ科牧草類も配合しております。
種子の自社採取や入手ルートの設置など、ロンタイ独自の取り組みにより、従来であればプラス500円/㎡以上の金額となる不嗜好性配合を、プラス150~500円/㎡の価格帯でご提供することが可能となりました。
配合製品例 | シカめっ面配合の金額 |
---|---|
ロンケットエース | +150円/㎡ |
ダブル ロンケットアナコンダ I-40 | +200円/㎡ |
ロンケットDX2~6型 | +300~500円/㎡ |
※ロンタイ指定の配合の場合の金額です。変更の際はご相談ください。
外国産在来種
シソ (シソ科)
生存年限:1年草
草高:20~40cm
単位粒数:2,000粒/g
産地:中国
独特の香りがあるため、鹿は好んでは食べないとされる。
クララ (マメ科)
生存年限:多年草
草高:50~150cm
単位粒数:19/g
産地:中国
漢方薬の原料で、忌避成分を持つマメ科植物。
国内産在来種
チカラシバ(国内産) (イネ科)
生存年限:多年草
草高:60~70cm
単位粒数:170粒/g
国内分布:北海道~沖縄
根茎が発達し定着した際の土壌緊縛力が高い。葉が硬く強く長い。
ススキ(国内産) (イネ科)
生存年限:多年草
草高:80~200cm
単位粒数:2,000粒/g
国内分布:北海道~沖縄
株状に生育し根茎が発達するため土壌緊縛力が高い。葉や茎が硬く鹿が好まない。
イネ科牧草類
クリーピングレッドフェスク
(冬草系)
生存年限:多年草
草高:30~50cm
単位粒数:1,000粒/g
根深:浅根性
葉が細く、草丈が低く成長するため食害を受けにくい牧草種。
バミューダグラス(夏草系)
生存年限:多年草
草高:20~30cm
単位粒数:皮付3,000粒/g 皮取4,000粒/g
根深:浅根性
ほふくして生長するため、食害を受けにくい牧草種。
※シカめっ面配合の配合内容は予告なく変更となる場合がございます。
シカめっ面 ネットを20㎝程度浮かせて施工することで、鹿の侵入を阻害し、踏圧や食害から植物の生育を守ります。
亜鉛メッキ加工を施した金網を使用しているため、錆に強く耐食性に優れています。
[製品規格]
シカめっ面 ネット
縦線と横線の目合いが広がりにくい構造のため、耐久性に優れています。
かかしピン
ネットを浮かす台座と打設ピンを一体化することで、施工性を向上させました。
スーパーリールバンド
バンドの引張強度は890N。20年の耐久性を有しており、耐候性に優れています。
資材名 | 規格 | 入数 | |
---|---|---|---|
シカめっ面 ネット | 1.5m×10m | 目合い:76×127mm | 15㎡ |
かかしピン | 縦:D13×550mm 横:D10×400mm | 10本/束 |
資材名 | 規格 | 入数 | ||
---|---|---|---|---|
スーパーリールバンド | 【バンド】 幅8.4mm | 引張強度890N | 1m×7本 | 45㎡分 |
【ヘッド】 長さ 20.9 × 幅 14.1 × 高さ10.0mm | 25個×3袋 |
[製品規格]
φ2.0×40×t30
φ2.6×75×t50
3~5cmの厚みを確保し、鹿による食害や引き抜き、踏み荒らしを抑制します。現場条件に応じて規格の選択が可能です。
POINT01
鹿による洋芝の摂食は幼芽のときが多く、葉先を摂食し植物の生育を阻害したり、根ごと引き抜いたりすることで、植物が枯死する原因となります。シカめっ面 ネットや厚層金網を使用することで、摂食防止と引き抜き防止が可能となり、植物の枯死を防ぎます。
通常の植生マット使用時の
食害・引き抜き
POINT02
鹿が摂食するときや法面を利用して移動する際に、植生マットを踏み荒らすことで、幼芽にダメージを与え植物が枯死する原因となったり、種子が流出したりすることが危惧されます。シカめっ面 ネットや厚層金網の併用により踏み荒らしが防止され、幼芽の保護と種子の流出防止が期待できます。
鹿による踏み荒らし
鹿が生息している地域の現場で獣害対策を行わないと、踏み荒らしや食害により表層侵食が抑えられず、植生マット本来の緑化機能が発揮できません。生育基盤が剥がれ落ち、そのまま法面が風化することで、二次災害を引き起こす可能性があります。
シカめっ面 ネットや厚層金網で鹿の食害や踏圧を防止し、さらに不嗜好性植物のシカめっ面配合を利用した緑化を行うことで、鹿が好まない法面「シカめっ面法面」を長期にわたって維持します。
初期施工でしっかり対策を取ることで、
一度の施工で法面の保護や緑化につなげることができます。
鹿の頭数や地形によって最適な対応は異なりますので、
獣害対策でお悩みの際は、お近くの支店・営業所にお気軽にご相談ください。
Contact
ロンタイでは地域ごとに支店・営業所がございます。
法面緑化のご相談は管轄の支店・営業所へ、「ホームページを見た」という旨をお電話でお伝えいただければスムーズに対応させていただきます。(営業時間:平日8:30~17:30)
営業時間外の場合は、お問い合わせフォームをご利用ください。
尚、即日のご連絡対応ができかねる場合がございます。翌営業日のご対応になることをご了承ください。