SDGs宣言のウラ話！
ロンタイのSDGs宣言作成にまつわるウラ話を、3回に渡ってご紹介していきます！
ロンタイのSDGs宣言導入の発起人として、事前調査から役員へのプレゼン、その後もSDGs推進チームメンバーとして宣言の作成に尽力された福岡支店(当時：大阪支店)の南雲と、関東支店の和田の二名に、当時の話を語っていただきました！

ーSDGsを当社に導入しようと考えたきっかけを教えてください。
(南雲)もともとは、営業のツールの一つとして活用できないかと考えていました。例えば、ロンタイの主力製品である「ワラ製品」ですが、SDGsの取り組みと結びつけることで、ワラ製品への付加価値を高めることができるのではないかと考えました。そうすることで、ワラの価値をより広めるだけでなく、さらに生産者の方々へも価値を還元できるのではないかと。
(和田)私は、社内会議で若手社員から「SDGsを通して当社製品の価値をPRできるのではないか」という意見があり、興味を持ったことがきっかけです。 環境負荷の低減につながるワラ製品や生分解性の製品を、お客様に広く知っていただく良い糸口になるのではないかと考えました。
(南雲)そのときの話を和田から聞いて、じゃあ一緒にSDGsのセミナー受けてみる？ と声を掛けたことが導入に向けて動き出した第一歩だったと思います。確か、2021年の春頃だったかな。
(和田)そうですね。まぁ、私はそのときのセミナーは所用で受講できなかったんですが(笑)その後、別の案件で繋がりのあったグリーンフロント研究所株式会社の小串社長に、SDGsについて詳しくお話を伺おう、となったんですよね。当時は新型コロナの影響もあり、実際にお話を伺ったのは秋になってからでした。

ー小串社長にお話を伺って、どのように感じましたか？
(和田)丁寧にわかりやすく説明いただき、一気に理解を深めることができました。特に、SDGsの概念に関する部分と、どう事業と関連付けて取り組んでいくか、という部分を切り分けて説明してくださったので、より自分事として認識することができたと思います。「SDGsについて学んでいることが既にSDGs」というお話が印象に残っていますね。
(南雲)会社として初めての試みになるので、SDGsと本業との親和性や、取り組みを進めるにあたっての業務外の負担など、幅広い視点で導入を検討する必要があります。SDGsはゴールは明確に示されている一方で、その達成に向けての道筋は各自が自由に考えることができる。その道筋の様々な事例を提示してくださったことで、よりイメージを掴むことができました。
(和田)小串社長に相談したことでSDGsに対する認識が深まり、ロンタイの事業との親和性も高いことから是非導入すべき、という想いが強くなったと思います。今思えば、小串社長に相談したことが一番のファインプレーだったかも(笑)
(南雲)ただ、導入にあたり、社内の理解を十分に得ることができるのか、という点で少し不安を感じていました。

ー役員へのプレゼンのときのお話を詳しく聞かせてください。
(和田)すんなり承認されたわけではないんですよね。
(南雲)どうしても、営業ツールとしての活用、という頭があったから、最初は理解を得られなかった。
(和田)色々と議論していく中で、営業ツール、だけではなくて、社員全員がSDGsを通して自分たちの業務をもう一度見直すことで、業務の改善や、会社をより良くすることに繋がり、さらにはSDGsの達成にも繋がっていくんじゃないか、と。
(南雲)そのためには、社員全員がSDGsについて理解する必要がある。そこで、どうやったら全員参加型のSDGsが実現できるか、という方向性で話を進めていきました。小串社長からは、宣言までの様々なアプローチを教えていただきましたが、形式的な宣言や、やらされ感があるものにはしたくないな、という想いがありました。SDGsは宣言して終わり、ではなく、継続的に取り組んでいく必要があるので、会社として持続的に活動を行っていくためにも、社員全員がその意義をしっかり理解したうえで、宣言をする必要があると思いました。
(和田)そこで、社員全員を巻き込んで進めるために、「業務棚卸」という方法でSDGs宣言を行い、取り組みを進めることが決まったんです。

当時のことを思い出しながら、懐かしそうに語ってくださったお二人。
次回、いよいよSDGs宣言に向けて全社的な活動がスタートです。
Vol.2は11/4更新予定！お楽しみに☆彡