ロンタイの目指す法面緑化
自然に還す第一歩は、早期緑化
法面緑化において、まず大切なことは、早期に緑化することだと考えています。
むき出しの法面は雨や風の被害を受けやすいため、土砂災害につながる可能性があります。
そのような災害の発生を防ぐには、早期に植物を生育させ、法面を保護することが重要です。
ロンタイは、生育の早い外来牧草を用いることで早期に法面を植物で覆い、みどりの絨毯で法面を保護します。
また、早期緑化には、法面の迅速な保護以外にも重要な意義があります。
造成などの開発行為や災害等の影響で、その場所にあった緑が一度失われると、元の環境に戻すには長い年月が掛かります。
特に、植物が元の環境に遷移していく起点となる、最初の植物が生育するまでに、時間を要してしまうのです。
植物遷移
ロンタイは、早期に植物を生やすことで、法面を保護しつつ、法面の植生環境を整えます。植生環境が整うことで、周辺から飛来した現地植物が根付き、定着しやすくなるのです。また、早期に生育する外来牧草は、元々その土地で育っていた「その土地古来の、その土地に合った植物」が戻ってくるにつれて次第に衰退し、植生が移り変わっていきます。
法面の迅速な保護と、自然に還すための遷移の起点づくり。
わたしたちロンタイは、早期緑化が、法面緑化による様々な課題解決に必要不可欠であると考え、創業以来一貫して法面緑化と向き合い続けています。
法面緑化の
新たな可能性に向けて
近年は、早期緑化に加えて、「環境に寄り添った」緑化のニーズが高まっています。
ロンタイは、法面緑化の新たな可能性に対応するため、未来に向けた様々な取り組みに挑戦しています。
国内産種子による緑化
近年は、外来種ではなく日本産の植物で緑化したい、というニーズも高まっています。ロンタイは、日本で栽培・採取した「国内産種子」に関する様々な取り組みを行っており、現場やお客様の様々なご希望にお応えできるような緑化の選択肢をご提供しております。
国内産種子を見る天然資源と生分解性
プラスチックの活用
環境負荷を抑え、未来に影響を残さない視点も大切です。天然資源であるワラや麻、ヤシを使用した製品や、自然分解する生分解性プラスチックを使用した製品など、プラスチックの使用を抑えた製品も取り扱っております。特に、天然資源のワラは、微生物によって有機物に分解される過程で養分となるため、植物の生育を助け、循環型の緑化につながります。
環境製品はこちら現地植物を活かす。
自然侵入促進型製品
現場周辺の植物の飛来種子、埋土種子を活かした自然侵入促進型の緑化も、元の生態系を損なわず、生物多様性に配慮した工法として注目されています。飛来種子を効果的に捕捉するとともに、自然侵入促進工を行ううえで欠かせない「植生成立までの侵食防止」にも対応した、ロンタイの自然侵入促進型製品をご紹介します。
自然侵入促進型製品はこちら
早期緑化で法面を保護することで災害を防ぎ、
植生環境を整えて元々あった植物が戻ってきやすい環境をつくる。
そして、長期的に元の自然に還す。
ロンタイは、「人を守る緑を創る」という想いを胸に、
法面緑化に向き合い続けます。
Contact
ロンタイでは地域ごとに支店・営業所がございます。
法面緑化のご相談は管轄の支店・営業所へ、「ホームページを見た」という旨をお電話でお伝えいただければスムーズに対応させていただきます。(営業時間:平日8:30~17:30)
営業時間外の場合は、お問い合わせフォームをご利用ください。
尚、即日のご連絡対応ができかねる場合がございます。翌営業日のご対応になることをご了承ください。